先週から、私たちの事務所に新しい風が吹いています。
建築を学ぶ大学生が、インターンとして来てくれました。
実は彼女は、約20年前に私たちの代表が家を建てさせていただいたお施主様のご息女です。
幼い頃をその家で過ごし、いまは建築の道を志して、こうして私たちのもとを訪れてくれました。

家づくりをきっかけに生まれたご縁が、20年という時間を経て、新しいかたちで続いている。
そのことが、私たちにとって何より嬉しい出来事でした。
図面と向き合う真剣な表情や、現場で職人の手元を見つめるまっすぐな眼差し。
その姿に触れるたび、私たち自身も「なぜそうするのか」「何を大切にしているのか」を改めて見つめ直しています。
私たちには、「新しい人を生み出す場を作り続ける」という理念があります。
住まいは、ただ暮らすための場所ではありません。
家族が時間を重ね、人生を育み、未来へ歩み出す力を育てる場所です。
だからこそ私たちは、家をつくるだけでなく、人が学び、成長できる環境も大切にしたいと考えています。
今回のインターンシップも、その想いから始まりました。
未来を担う若い世代に、ものづくりの面白さや、人の暮らしに寄り添う仕事の魅力を少しでも感じてもらえたら──
そんな気持ちで迎えた今回の取り組みでした。
ところが、実際には私たちの方が多くの気づきをもらっています。

人に伝えるためには、自分たちの仕事を深く理解していなければなりません。
インターン生との対話を通して、お客様への向き合い方や、一つひとつの仕事に込める想いを改めて言葉にする時間が生まれました。
家づくりは、家が完成したら終わりではありません。
住み始めてからも、お客様とのご縁は続いていきます。
20年前に建てた家が、今回のような新しい出会いにつながったことは、その何よりの証です。
これからも、一つひとつの出会いを大切に積み重ねながら、
暮らしを支え、人を育み、ご縁が続いていく家づくりを続けていきたいと思います。